プロミス利用は住宅ローン審査でバレる?審査への影響と対策

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マイホームの購入を考え、住宅ローンの申し込みを検討しているけれど、過去にプロミスを利用した経験があり、不安を感じていませんか。

「プロミスでの借入は住宅ローン審査でバレるのだろうか?」「もし知られたら、審査に落ちてしまうのではないか?」といった疑問や心配を抱えている方は少なくありません。

結論から申し上げますと、プロミスをはじめ、アコムなどの消費者金融やカードローンの利用履歴は、信用情報を確認されるため、住宅ローン審査の際に金融機関に必ず知られることになります。

そして、その利用状況は審査の結果に少なからず影響を与えます。

特に、過去に返済の延滞があった場合、審査は非常に厳しいものとなるでしょう。

しかし、だからといって住宅ローンを諦める必要はありません。

事前に正しい知識を身につけ、適切な対策を講じることで、審査に通る可能性は十分にあります。

この記事では、なぜ借入がバレるのかという理由やその仕組みから、審査への具体的な影響、そして住宅ローン審査を通過するための完済や解約といった具体的な対策まで、あなたの不安を解消するための情報を網羅的に解説していきます。

これから住宅ローンを組もうと考えている方は、ぜひ最後までお読みいただき、万全の準備で審査に臨んでください。

なお、ハウスメーカー各社の資料・カタログはコチラから入手すると、無料&まとめて一括請求できるので比較検討がとてもカンタンで便利です。

この記事でわかるポイント
  • プロミスの利用が住宅ローン審査でバレる理由
  • 消費者金融の利用が審査に与える具体的な影響
  • 住宅ローン審査でチェックされる信用情報の詳細
  • 延滞履歴が審査に及ぼす深刻なリスク
  • 住宅ローン審査に通るための具体的な対策ステップ
  • 借入完済後に解約まですべき本当の理由
  • 自身の信用情報を事前に確認する方法

 

管理人

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プロミス利用は住宅ローン審査でバレる?その仕組みと影響

この章のポイント
  • 信用情報機関への照会で必ずバレます
  • 住宅ローン審査で金融機関が確認する情報とは
  • アコムなど他のカードローン利用も同様に影響
  • 過去の延滞履歴が審査に与える致命的な影響
  • 現在の借入残高や件数がどう評価されるか

信用情報機関への照会で必ずバレます

住宅ローンの申し込みを検討している方にとって、最も気になる点の一つが「プロミスからの借入はバレるのか」という疑問でしょう。

この問いに対する答えは、明確に「はい、必ずバレます」となります。

なぜなら、住宅ローンを提供する銀行などの金融機関は、審査の過程で申込者の信用情報を必ず確認するからです。

この信用情報を管理しているのが、「信用情報機関」と呼ばれる第三者機関です。

日本には主に以下の3つの信用情報機関が存在し、金融機関はこれらの機関に加盟して情報を共有しています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC):主にクレジットカード会社や信販会社、消費者金融などが加盟
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC):主に消費者金融会社が加盟
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC):主に銀行や信用金庫、信用組合などが加盟

あなたがプロミスと契約を結んだ時点で、その契約内容や利用状況はCICやJICCといった信用情報機関に登録されます。

そして、住宅ローンを申し込むと、審査を行う金融機関はあなたの同意を得た上で、これらの信用情報機関にあなたの情報を照会します。

その結果、プロミスとの契約の有無、借入残高、返済履歴といった情報がすべて金融機関に伝わる仕組みになっているのです。

したがって、「黙っていればバレないだろう」という淡い期待は通用しません。

むしろ、申込書に他社からの借入状況を正直に記載しなかった場合、それは「虚偽申告」とみなされます。

虚偽申告が発覚すれば、借入の事実そのものよりもはるかに深刻な問題となり、審査に通ることは絶望 的になると言えるでしょう。

審査における第一歩は、ご自身の状況を正確に、そして正直に伝えることから始まります。

住宅ローン審査で金融機関が確認する情報とは

金融機関が住宅ローンの審査を行う際、信用情報機関を通じて具体的にどのような情報を確認しているのでしょうか。

審査の公平性と申込者の返済能力を正確に判断するため、非常に多岐にわたる項目がチェックされます。

これらの情報を総合的に分析し、金融機関は「この人に数千万円もの大金を、数十年にわたって貸してもきちんと返済してくれるか」を判断するわけです。

主な確認項目は以下の通りです。

個人を特定する情報

まずは、申込者本人であることを確認するための基本的な情報です。

氏名、生年月日、住所、電話番号などが該当します。

これらの情報に誤りがないかを確認し、本人確認を徹底します。

ローンやクレジットの契約内容

現在および過去に契約したローンやクレジットカードに関する詳細な情報が確認されます。

これには以下のような内容が含まれます。

  1. 契約の種類:どのような種類のローン(消費者金融、銀行カードローン、自動車ローン、教育ローンなど)やクレジットカードを契約しているか。
  2. 契約会社名:プロミス、アコム、銀行名など、どの金融機関と契約しているか。
  3. 契約年月日:いつ契約したか。
  4. 契約額(極度額):借入可能な上限額(利用枠)がいくらか。
  5. 支払回数:分割払いやリボ払いの場合の回数。

特に、契約額(極度額)は重要なポイントです。

たとえ現在の借入残高が0円であっても、50万円の利用枠があれば、「いつでも50万円を借りられる状態」とみなされ、返済能力を評価する上でマイナスに働く可能性があります。

返済状況に関する情報

契約通りに返済が行われているかは、審査において最も重視される項目の一つです。

入金日や入金額、そして借入残高などが毎月更新され、記録されています。

この記録を見ることで、金融機関は申込者の返済に対する姿勢や信頼性を判断します。

期日通りにきちんと返済を続けていれば良い評価につながりますが、返済の遅れ、つまり「延滞」の記録があると、評価は著しく低下します。

特に、61日以上または3ヶ月以上の長期延滞があると、「異動情報」として登録され、いわゆる「ブラックリストに載った」状態となり、審査通過は極めて困難になります。

借入件数と総額

複数の金融機関から借入を行っている場合、その件数と合計金額も重要な審査項目です。

借入件数が多いと、「資金繰りに困っているのではないか」「多重債務の状態にあるのではないか」と判断されやすくなります。

また、借入総額は、後述する「返済負担率」の計算に直接影響し、申込者の返済余力を測る上で重要な指標となります。

これらの情報を総合的に見て、金融機関はあなたの信用度をスコアリングし、融資の可否や融資額を決定するのです。

アコムなど他のカードローン利用も同様に影響

これまでプロミスを例に挙げて説明してきましたが、この話はプロミスに限ったことではありません。

アコム、アイフル、レイク、SMBCモビットといった他の大手消費者金融はもちろんのこと、銀行が発行するカードローン、信販会社のクレジットカードのキャッシング枠の利用も、すべて同様に住宅ローン審査に影響を与えます。

金融機関の審査担当者から見れば、「どこから借りているか」という会社名よりも、「消費者金融やカードローンという手軽に借入ができるサービスを利用している」という事実そのものが重要視される傾向にあります。

なぜなら、これらのサービスは一般的に金利が高めに設定されており、利用しているということは、計画的にお金を管理できていない、あるいは何らかの理由で急な出費が必要になった、と解釈される可能性があるからです。

住宅ローンは長期間にわたる多額の借入であり、金融機関が求めるのは「安定して計画的に返済を続けられる人」です。

そのため、手軽な借入サービスの利用履歴は、申込者の家計管理能力や金銭感覚に対する懸念材料と見なされることがあるのです。

審査における見え方の違い

消費者金融からの借入と、例えば自動車ローンや教育ローンといった目的が明確なローンとでは、審査における見え方が異なる場合があります。

自動車ローンや教育ローンは、目的がはっきりしており、計画的な支出の一環として捉えられやすいです。一方で、使途が自由なカードローンや消費者金融は、生活費の補填や突発的な支出への対応など、家計が不安定であることの表れと見なされるリスクが伴います。

もちろん、すべての利用が即座にマイナス評価に繋がるわけではありません。

少額の利用で、すぐに完済しているような場合であれば、影響は限定的かもしれません。

しかし、複数の会社から借入がある、長期間にわたって利用を続けている、借入残高が多いといったケースでは、審査への影響は大きくなると考えるべきでしょう。

したがって、住宅ローンの申し込みを考えているのであれば、プロミスだけでなく、現在利用しているすべてのカードローンやキャッシングについて、その状況を正確に把握し、対策を講じることが不可欠です。

過去の延滞履歴が審査に与える致命的な影響

住宅ローン審査において、他のどの要素よりも深刻で、致命的な影響を与えるのが「延滞」の履歴です。

決められた返済日に入金が遅れることを延滞と呼びますが、この事実が信用情報に記録されると、申込者の信用力は大きく損なわれます。

金融機関は「約束を守れない人」というレッテルを貼り、そのような人物に数千万円もの大金を長期間貸し出すことはできないと判断するのが自然です。

「うっかり」では済まされない1日の遅れ

「たった1日、口座への入金を忘れていただけ」と思うかもしれません。

しかし、信用情報の世界では、1日の遅れでも「延滞」として記録される可能性があります。

金融機関によっては数日の遅れであれば記録しない場合もありますが、基本的には1日でも遅れれば延滞情報が登録されるリスクがあると考えるべきです。

この延滞情報が1回や2回記録されているだけでも、審査担当者に「この人はお金の管理がルーズだ」という印象を与え、審査が慎重になる原因となります。

最も恐ろしい「異動情報」

延滞の中でも特に深刻なのが、長期にわたる延滞です。

一般的に、返済日から61日以上または3ヶ月以上にわたって返済が遅れると、信用情報に「異動」という情報が登録されます。

これが、俗に「ブラックリストに載る」「信用情報に傷がつく」と言われる状態です。

異動情報には、長期延滞の他にも、債務整理(自己破産、個人再生など)や保証会社による代位弁済といった情報も含まれます。

この「異動」の記録がある限り、住宅ローン審査に通ることは、まず不可能と言っていいでしょう。

金融機関にとって、これは最も重大な契約違反であり、返済能力や信用性がゼロであることの証明と見なされるからです。

異動情報はいつ消えるのか?

一度登録されてしまった異動情報は、永久に残るわけではありません。

延滞した借金を完済してから、CICやJICCでは最長で5年間、KSCでは自己破産の場合最長で10年間、その記録が保持されます。

つまり、問題を解決した後も、5年から10年という長い期間、住宅ローンを含むあらゆるローンの審査に通ることが極めて困難な状況が続くのです。

したがって、住宅ローンの申し込みを少しでも考えているのであれば、現在利用中のローンやクレジットカードの支払いは、1日たりとも遅れることなく、期日通りに行うことが絶対条件となります。

現在の借入残高や件数がどう評価されるか

延滞履歴がない場合でも、現在の借入状況、つまり「いくら」「何件」借りているかという点も、住宅ローン審査において重要な評価項目となります。

これは、申込者の返済能力を測るための「返済負担率(返済比率)」という指標に直接関わってくるからです。

返済負担率とは?

返済負担率とは、年収に占めるすべての借入の年間返済額の割合を示すものです。

計算式は以下のようになります。

返済負担率(%) = (すべての借入の年間返済額) ÷ 年収 × 100

この「すべての借入」には、これから申し込む住宅ローンの返済額だけでなく、プロミスなどの消費者金融、カードローン、自動車ローン、教育ローン、スマートフォンの分割払いなど、現在返済中のすべての借入が含まれます。

金融機関は、この返済負担率に上限を設けており、一般的にその基準は年収に応じて30%~35%程度とされています。

例えば、年収500万円の人の場合、返済負担率の上限が35%だとすると、年間の総返済額は175万円(500万円 × 35%)までとなります。

プロミスの借入が返済負担率に与える影響

ここで、プロミスからの借入があるとどうなるか考えてみましょう。

仮に、年収500万円の人が、プロミスから50万円を借りており、その年間返済額が12万円だったとします。

この人が住宅ローンを組む場合、住宅ローンに充てられる年間返済額の上限は、

175万円(総返済額上限) - 12万円(プロミスの年間返済額) = 163万円

となります。

プロミスの借入がない場合に比べて、年間で12万円分、住宅ローンの借入可能額が減ってしまう計算です。

借入残高が多ければ多いほど、また借入件数が多ければ多いほど、返済負担率は上昇し、希望する額の住宅ローンを組めなくなる可能性が高まります。

借入件数の多さが与える印象

借入額だけでなく、件数が多いこともマイナスの印象を与えます。

例えば、1社から100万円を借りているケースと、5社から20万円ずつ、合計100万円を借りているケースでは、後者の方が「複数の会社に頼らなければならないほど資金繰りが厳しいのではないか」「計画性に欠けるのではないか」という懸念を抱かれやすくなります。

これを「多重債務」の状態といい、審査では厳しく評価される傾向にあります。

このように、現在の借入状況は、申込者の返済能力を客観的な数値で判断するための重要な材料となるのです。

 

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プロミスが住宅ローンでバレる状況で審査に通るための対策

この章のポイント
  • 対策1:申込前に借入をすべて完済する
  • 対策2:完済後はカード契約の解約も必須
  • 対策3:頭金を増やして借入額を減らす検討
  • 対策4:自身の信用情報を事前に確認する方法
  • 審査では正直な申告が何よりも重要
  • 【まとめ】プロミスが住宅ローンでバレる不安の解消法

対策1:申込前に借入をすべて完済する

プロミスなどの消費者金融からの借入がある状況で住宅ローン審査を通過するための、最も基本的かつ効果的な対策は、「住宅ローンを申し込む前に、すべての借入を完済すること」です。

前章で解説した通り、借入残高があると返済負担率が上がり、借入可能額が減少する直接的な原因となります。

また、消費者金融を利用しているという事実自体が、審査担当者にマイナスの心証を与える可能性があります。

これらのマイナス要因を根本から解消するためには、完済が不可欠です。

なぜ完済が重要なのか?

完済することで、以下のようなメリットが生まれます。

  • 返済負担率の改善:他社借入の年間返済額がゼロになるため、その分をすべて住宅ローンの返済に充てることができ、借入可能額が増加します。
  • 心証の改善:審査申込時点で借金がない状態であれば、「きちんと清算できる計画性がある」とポジティブに評価される可能性があります。
  • 精神的な負担の軽減:複数の返済に追われる状況から解放され、住宅ローンの返済に集中できるという精神的なメリットも大きいでしょう。

いつまでに完済すべきか?

理想を言えば、住宅ローンの申し込みを検討し始めたら、できるだけ速やかに完済に向けて動き出すべきです。

信用情報機関に完済の情報が反映されるまでには、タイムラグが生じることがあります。

一般的には、完済してから1ヶ月から2ヶ月程度で信用情報に反映されると言われていますが、余裕を持って、住宅ローンの本審査申し込みの少なくとも3ヶ月前には完済しておくのが望ましいでしょう。

中途半端に借入を残したまま審査に臨むよりも、たとえ貯蓄が少し減ったとしても、完済してクリーンな状態で申し込む方が、結果的に審査通過の可能性は格段に高まります。

完済証明書の取得

完済した際には、金融機関から「完済証明書」を発行してもらうことをお勧めします。

必須ではありませんが、住宅ローンの審査過程で金融機関から提出を求められるケースがあります。

その際にスムーズに提出できれば、手続きが円滑に進むだけでなく、計画的に行動しているというアピールにも繋がります。

まずは、自身の借入状況を正確に把握し、完済に向けた具体的な計画を立てることが、夢のマイホームへの第一歩です。

対策2:完済後はカード契約の解約も必須

借金をすべて完済したから、もう安心だと思っていませんか。

実は、住宅ローン審査においては、完済するだけでは不十分な場合があります。

次のステップとして非常に重要なのが、「カードローンの契約そのものを解約する」ことです。

完済と解約は、似ているようで全く意味が異なります。

完済は「借入残高が0円になった状態」ですが、契約自体はまだ残っています。

一方、解約は「その金融機関との契約関係を完全に終了させること」を意味します。

なぜ解約まで必要なのか?

借入残高が0円でも、カードローンの契約が残っていると、信用情報上は「借入枠(利用可能枠)」が存在する状態となります。

例えば、利用限度額50万円のカードローン契約が残っていれば、たとえ現在の利用が0円でも、審査を行う金融機関からは「いつでも50万円を借りられる潜在的な債務者」と見なされる可能性があるのです。

この借入枠が、申込者の返済能力を評価する上でリスクと判断されることがあります。

金融機関によっては、この未使用の借入枠を実際の借金と同様に扱い、返済負担率の計算に含めるケースさえあります。

そうなると、せっかく完済したにもかかわらず、借入可能額が減額されてしまうという事態になりかねません。

このようなリスクを完全に排除し、「これ以上借金をする意思はありません」という明確な姿勢を審査担当者に示すために、解約手続きが必須となるのです。

解約手続きの方法と注意点

解約は、通常、各金融機関のコールセンターへの電話や、自動契約機などで手続きできます。

手続きが完了したら、念のため「解約証明書(契約解除証書)」を発行してもらうと良いでしょう。

これも完済証明書と同様に、金融機関から提出を求められた際に役立ちます。

注意点として、解約の情報が信用情報に反映されるまでにも、1ヶ月から2ヶ月程度の時間がかかる場合があります。

そのため、完済後すぐに解約手続きを行い、住宅ローンの申し込みまでには十分な期間を空けることが重要です。

「もう使うことはない」と決めたカードローン契約は、きっぱりと解約し、万全の状態で審査に臨みましょう。

対策3:頭金を増やして借入額を減らす検討

借入の完済・解約と並行して検討すべき非常に有効な対策が、「頭金を準備し、住宅ローンの借入額そのものを減らす」ことです。

頭金とは、住宅購入価格のうち、ローンを組まずに自己資金で支払う分のことです。

頭金を多く入れることができれば、その分だけ金融機関からの借入額は少なくて済みます。

これは、審査において非常に多くのメリットをもたらします。

頭金を増やすメリット

頭金を準備することの利点は、単に借金が減るというだけではありません。

  1. 審査に通りやすくなる:借入額が少なくなれば、金融機関が負う貸し倒れのリスクも減少します。そのため、審査のハードルが下がり、承認を得やすくなります。特に、過去に消費者金融の利用履歴があるなど、信用情報に懸念がある場合、頭金はそのマイナス要素をカバーする強力な武器となります。
  2. 返済負担が軽くなる:借入額が減れば、当然ながら毎月の返済額も少なくなります。これにより、家計に余裕が生まれ、長期にわたる返済生活を安定して送ることができます。
  3. より良い金利条件を引き出せる可能性:金融機関によっては、物件価格に対する頭金の割合に応じて、金利を優遇してくれるプランを用意している場合があります。例えば「頭金2割以上で金利を0.1%引き下げ」といったケースです。これにより、総返済額を大きく圧縮できる可能性があります。
  4. 計画性の高さをアピールできるまとまった頭金を準備できたという事実は、「住宅購入のために計画的に貯蓄ができる堅実な人物」であることの何よりの証明となります。これは、審査担当者に非常に良い印象を与えます。

どれくらいの頭金を目指すべきか?

一般的に、住宅価格の1割から2割程度の頭金を準備することが理想的とされています。

例えば、3,000万円の物件であれば、300万円から600万円が目安となります。

もちろん、これはあくまで目安であり、多ければ多いほど良いのは言うまでもありません。

消費者金融の借入を完済するために貯蓄を使った場合でも、そこから改めて貯蓄計画を立て、少しでも頭金を増やす努力をすることが重要です。

親からの資金援助(住宅取得等資金贈与)を活用することも一つの方法です。

借入をゼロにし、さらに頭金を準備することで、金融機関からの信頼を勝ち取り、有利な条件で住宅ローンを組む道が開けるでしょう。

対策4:自身の信用情報を事前に確認する方法

これまで、信用情報が住宅ローン審査においていかに重要であるかを解説してきました。

では、自分の信用情報が現在どのような状態になっているのか、不安に思う方も多いでしょう。

実は、信用情報機関に登録されている自身の情報は、手数料を支払うことで誰でも開示請求し、確認することができます。

住宅ローンという大きな審査に臨む前に、まずは自分の「成績表」とも言える信用情報を自分の目で確かめておくことは、非常に重要な対策の一つです。

なぜ事前に確認すべきなのか?

信用情報を事前に確認するメリットは数多くあります。

  • 現状の正確な把握:自分では忘れていた古い契約や、完済したはずなのに契約が残っているケース、最悪の場合、身に覚えのない契約(名義冒用など)や、間違いで延滞情報が登録されている可能性もゼロではありません。現状を正確に知ることが対策の第一歩です。
  • 審査落ちのリスクを予測:もし「異動」情報など、審査通過が絶望的となる記録が見つかった場合、無駄な審査申し込みを避けることができます。異動情報が消えるまでの期間を把握し、将来に向けた計画を立て直すことが可能になります。
  • 精神的な安心材料:特に問題がないことを確認できれば、安心して審査に臨むことができます。不安を抱えたまま申し込むよりも、精神的に良い状態で準備を進められます。

信用情報の開示請求方法

消費者金融の利用履歴は主にCICとJICCに登録されているため、この2つの機関に開示請求を行うのが一般的です。

開示請求は、インターネット、郵送、窓口(現在は休止中の場合あり)などの方法で行うことができます。

最も手軽で迅速なのは、スマートフォンやパソコンを使ったインターネット開示です。

【主な信用情報機関と開示方法】

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

  • 方法:インターネット開示、郵送開示
  • 手数料:500円(インターネット)、1,500円(郵送)
  • 特徴:クレジットカードや信販系の情報に強い。インターネットなら即時でPDF形式の報告書を確認できる。

株式会社日本信用情報機構(JICC)

  • 方法:スマホアプリ開示、郵送開示
  • 手数料:1,000円
  • 特徴:消費者金融系の情報に強い。スマホアプリなら本人確認書類と自撮り写真で申し込み、後日郵送で報告書が届く。

住宅ローンの申し込みという本番の前に、一度リハーサルとして自分の信用情報を確認しておく。

この一手間が、予期せぬ審査落ちを防ぎ、スムーズな手続きを実現するための鍵となります。

審査では正直な申告が何よりも重要

これまで様々な対策について述べてきましたが、すべての対策の根底にある、最も重要な心構えがあります。

それは、「審査の申し込みにおいて、正直にすべてを申告すること」です。

プロミスからの借入履歴を隠したい、少しでも自分を良く見せたいという気持ちは、人間として自然な感情かもしれません。

しかし、住宅ローンの審査において、嘘や隠し事は絶対に許されません。

虚偽申告がもたらす最悪の結果

申込書の他社借入状況の欄に、意図的にプロミスの借入を記載しなかったり、借入額を少なく書いたりしたとします。

しかし、これまで説明してきた通り、金融機関は必ず信用情報を照会するため、その嘘は100%発覚します。

この「虚偽申告」が明らかになった場合、金融機関はあなたをどう評価するでしょうか。

「借金があること」そのものよりも、「嘘をついて人を欺こうとする、信用できない人物」という、はるかに深刻な烙印を押されることになります。

信用を何よりも重んじる金融取引において、これは致命的です。

虚偽申告が発覚した時点で、審査は即座に否決されると考えて間違いありません。

さらに、その金融機関のブラックリストに載ってしまい、将来にわたってその銀行での取引が一切できなくなる可能性すらあります。

正直さが信頼を生む

逆に、たとえ過去に消費者金融の利用があったとしても、その事実を正直に申告し、すでに完済・解約済みであること、そして現在は家計をしっかりと管理し、頭金も準備していることを誠実に伝えればどうでしょうか。

審査担当者は、「過去には色々あったかもしれないが、現在はきちんと立て直し、将来のために真摯に努力している人だ」と評価してくれる可能性があります。

特に、借入の理由が冠婚葬祭や医療費など、やむを得ない事情であった場合は、正直に説明することで理解を得られるかもしれません。

住宅ローンは、あなたと金融機関との数十年にわたる信頼関係の始まりです。

そのスタートラインで嘘をついてしまっては、良好な関係など築けるはずがありません。

不利に思える情報であっても、すべてをオープンにし、誠実な姿勢で臨むこと。

それが、遠回りのように見えて、実は審査通過への最も確実な近道なのです。

【まとめ】プロミスが住宅ローンでバレる不安の解消法

この記事では、プロミスの利用が住宅ローン審査でバレるのか、という疑問を起点に、その仕組み、影響、そして具体的な対策について詳しく解説してきました。

最後に、これまでの内容を総括し、あなたの不安を解消するためのポイントをまとめます。

プロミスなどの消費者金融の利用履歴があるからといって、マイホームの夢を諦める必要は全くありません。

重要なのは、現状を正しく理解し、一つひとつ着実に対策を講じていくことです。

まず、プロミスの利用は信用情報機関を通じて必ず金融機関に知られるという事実を受け入れましょう。

その上で、住宅ローン申し込みの前に借入を完済し、さらにカード契約自体を解約することが、審査通過に向けた絶対条件となります。

そして、少しでも多くの頭金を準備することで、金融機関からの信頼を高め、審査を有利に進めることができます。

審査に臨む際は、過去の利用履歴を隠すことなく、正直に申告する誠実な姿勢が何よりも大切です。

本番前に一度、ご自身の信用情報を開示請求して内容を確認しておくことも、万全の準備として強くお勧めします。

これらの対策を一つずつ実行に移すことで、あなたは自信を持って住宅ローン審査に臨むことができるはずです。

この記事が、あなたのマイホーム実現への一助となれば幸いです。

この記事のまとめ
  • プロミスの利用は住宅ローン審査で必ずバレる
  • 金融機関は信用情報機関(CIC・JICC)に照会する
  • 申込書での虚偽申告は絶対に避けるべき
  • アコムなど他の消費者金融やカードローンも同様に影響する
  • 審査では借入の事実そのものがマイナス評価に繋がる可能性がある
  • 過去の延滞履歴は審査に致命的な影響を与える
  • 61日以上の長期延滞は「異動情報(ブラックリスト)」となる
  • 借入残高や件数は返済負担率を悪化させる
  • 対策の第一歩は住宅ローン申込前の借入完済
  • 完済だけでなくカード契約の解約まで行うことが重要
  • 契約が残っていると「借入枠」がリスクと見なされる
  • 頭金を増やすことで借入額を減らし審査を有利にする
  • 頭金の準備は計画性の高さをアピールできる
  • 事前に自身の信用情報を開示請求して確認することが推奨される
  • 正直な申告が金融機関との信頼関係の基礎となる
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